【日大通信】【2019〜2022年度課題】倫理学概論 分冊2(新教材)

閲覧数2,751
ダウンロード数32
履歴確認
更新前ファイル(2件)

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日大通信 倫理学概論リポート分冊2の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題:教科書の第二部を精読し、そこで論じられている現代社会の倫理的課題の中から一つを選んで、どのようなことが問題になっているのかを解説し、さらに問題解決へ向けてのあなた自身の考えを論述しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    本リポートでは、「福祉と優生学」の課題に対して問題を解説し、社会が個人の福祉にとってどのようにあるべきかといった観点から問題解決の考察を行う。まずは、福祉に関わる3つの課題を整理した上で、ロールズの正義論を参考に意見を述べる。

    ここでは、「福祉」という言葉を個人が「人間らしく」生きている状態を指す言葉として用いる。1つめの課題は、「人間らしく」生きている状態とは具体的にどのような状態なのかという問題で、人間固有の能力に注目すると、人間は自己意識や知的な能力を持っているという点において、他の生き物と区別される。よって、人が「人間らしく」生きるうえでは、自分で決めること、すなわち他の人の強制から自由であることも重要といえる。

    2つめは、個人の福祉を実現するためにはどのような社会制度が必要かという問題である。現代の多くの社会で、その社会に属しているすべての人が福祉を実現できるように、社会によって援助がなされなくてはならないと考えられている。先ほど述べたように、「人間らしく」生きている状態を考えるならば、個人の生活に対し社会が干渉しないことも大切であり、それを求める権利を「自由権」という。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。