2019年度、中央大学法学部通信教育課程 地理 第3課題です。C評価でした。
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1.アフリカ大陸の気候
アフリカ大陸の地理的位置関係は、南北がそれぞれ緯度 35 度付近まで大陸が展開し、赤道
が大陸を南北に分断する形でほぼ中心に位置しており、赤道を中心に気候区が概ね線対称
に分布している。
気候区の配列は、北端から Cs→BS→BW→BS→Aw→Af→Aw→BS→BW→BS→Csとなり、熱帯気
候が赤道周辺、乾燥気候が両会回線周辺にそれぞれ展開している。熱帯気候と乾燥気候の
割合が、それぞれ 38.6%と 46.7%占め、圧倒的に両気候で占められていることが特徴である。
アフリカには、亜寒帯と寒帯を除く全ての気候区が分布され、通常の気候区分では 6 地域
に分けられる。
以下、アフリカの多様な気候がどのような要因によりに分布しているか考察する。
2.西アフリカの気候
西アフリカでは、赤道直下の熱帯雨林気候から北に行くにしたがいサバナ気候、乾燥帯の
ステップ気候、そしてサハラ砂漠の砂漠気候へと遷移する。
西アフリカの気候は、赤道低圧帯すなわち北方の大陸性気団と南方の海洋性気団が接する
ゾーンの季節的な南北移動の影響を大きく受けている。赤道低圧帯で..