2019年度佛教大学通信課程 初等国語教育法の合格済みレポートです。
こちらは2019年度4月以降入学、新テキスト・シラバスに対応しております。
佛教大学は特に罰則が厳しいのでそのままの転用は控えてください。
こちらを参考程度に、新テキスト・自らの考察を付け加えるなどしてご利用ください。
【設題】
以下の2章からなるリポートを作成しなさい。
1)現行の小学校国語科教科書に採択されている教材を1つ取り上げ、テキスト(『初等国語科教育法』)の内容を踏まえた学習指導案を作成しなさい。
ただし、以下の項目は必ず含むものとし、一般的な指導案の書式で作成すること。
1.単元名(教材名)
2.単元の目標
3.単元の評価規準
4.単元の指導計画
5.本時の指導目標、展開
2)自身が作成した学習指導案について、テキスト(『初等国語科教育法』)のどのような内容を踏まえて作成したのかを解説しなさい。テキストのどの部分を参考にして作成をしたのかがはっきりと分かるように、該当する部分を引用しつつ記述すること(ただし指導案の書き方に関する箇所は不可)。この条件を満たしていないものは添削対象外となる。
【参考文献】
井上雅彦 ・青砥弘幸 編著『新しい教職教育講座 教科教育編① 初等国語科教育』ミネルヴァ書房
1) 国語科学習指導案
指導者 ○○○○
1.対象 第3学年1組 30名
2.日時・場所 2019年7月10日(水)第2校時(9:35~⒑:20)3年1組教室
3.単元名(教材名)
詩の世界を楽しもう~「わたしと小鳥とすずと」~
4.単元について
①児童観
男子16名(男子1名特別支援学級在籍)、女子14名の計30名の学級である。学級の雰囲気は全体的に明るく、休み時間になるとほとんどの生徒が外で活発に遊んでいる。学習の姿勢としては比較的大人しく、こつこつと慎重に学習へ取り組むことができる。
2年生の頃から、班やペアでディベート活動などを行ってきているようで、ディベートをするにあたって、抵抗感は感じられず、それぞれが自信をもって発言している様子が伺える。
3年生になってからは、最初の単元で谷川俊太郎の詩である「どきん」を学習した際に、詩のリズムや擬態語、擬音語などから情景を想像し、間の取り方や言葉の緩急を意識して音読を行った。自ら創造したことを、声に出して音読するというには、3年生の最初の授業としてとても良かった。全体的な課題としては、一方的に相手に自分の考えを伝えることはできる...