中大通教 刑法総論 第2課題 2019

閲覧数2,330
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    D判定ですが、一応、一発合格です。参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中央大学法学部通信教育課程
    Word 用レポート原稿用紙(ダウンロード用)
    1 / 4
    201904-1
    1.不能犯の意義
    不能犯とは、犯罪を行おうとする者の行為が、外形上は実行の着手の段階に至っていて
    も、何らかの理由で、その者が意図する、既遂犯の構成要件的結果を引き起こすことが不
    可能であるため、未遂犯の成立が否定されて不可罰とされるものをいう。
    2.不能犯と未遂犯の区別の基準に関する学説の対立
    不能犯と未遂犯を区別について、刑法には明文がないため、当該行為に法益侵害の危険
    が実際に存在したかどうかによって区別することとなるが、その判断基準につき、学説の
    対立がある。
    (1)純主観説
    未遂の処罰根拠を性格の危険性に求めるもので、犯行の意思の表動があれば未遂犯
    が成立するという見解。したがって、原則的に不能犯は認められないが、迷信犯につい
    ては、行為者の性格が臆病で、それに基づく行為には抽象的危険もないため、放任行為
    として罪とならないとされる。
    (2)抽象的危険説
    行為の時点で、行為者が認識していた事情を判断資料として、客観的見地から危険
    性の有無を判断し、一...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。