日大通信(2019年)経営学MA最終レポート

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    資料紹介

    日本大学通信教育部、メディア講座の最終レポートです。
    2019年6月提出。合格のものです。
    コーポレート・ガバナンス、株式会社制度、監査、委員会、事例として東芝をあげています。
    3300字程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)コーポレート・ガバナンスは「企業統治」とも呼びますが、株主やさまざまなステークホルダー(利害関係者)の立場から経営者を監視・監督するとともに、ステークホルダー間の利害を調整することを意味している。ガバナンス機能を強化する理由として、例えば経営者が絶対的な権力を持つワンマン企業など、経営者が暴走した時に誰も止められないということを回避するためである。言い換えると、株主の意志に反して経営が進まぬよう、しっかり監視をしておくことである。コーポレート・ガバナンスは1980年代に注目されたが、その背景としては当時アメリカでM&Aブームが訪れた時、企業が買収防衛策を強化していったことがある。その施策が株主の利益を損なう恐れがあったことから、経営の監視を強化するようになった。日本でも、企業の粉飾決算、談合などの不祥事が度重なり発生したことがあり、その時にコーポレート・ガバナンス強化の必要性が叫ばれた。
    次に経営を監視・監督する外部のステークホルダーを挙げていく。まず第1に株主である。多くは年金基金などの機関投資家や企業がそれにあたる。株式を相互に保有し合っている企業の経営者は、相手企業の株主総...

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