2019~2022年度 漢文学Ⅰ 分冊2 合格レポートです。
A評価をいただきました。
丸写しは控え、参考程度にお使いください。
韓非子の思想について論述しなさい。
〈ポイント〉
教材の該当箇所をよく読んでまとめること。
〈キーワード〉
法・術・勢(ちから)
〈参考文献〉
日大通信テキスト
本当にわかる漢文入門(講談社学術文庫 2018)
2019~2022年度 漢文学Ⅰ 分冊2 合格レポート
韓非子の思想について論述しなさい。
〈ポイント〉
教材の該当箇所をよく読んでまとめること。
〈キーワード〉
法・術・勢(ちから)
〈参考文献〉
日大通信テキスト
本当にわかる漢文入門(講談社学術文庫 2018)
『韓非子』とは法家の太宗である韓非子の著作集である。紀元前272~233年に韓の国の諸公子であった韓非子は、自分の祖国のために専制君主制や所を奉って諫めようとしたが受け入れられず楚で荀子に学んだ。
『韓非子』は五十五篇あり、「孤憤篇」「五蠹篇」「内儲説篇」「外儲説篇」「説林篇」「説難篇」はおおむね韓非子の自著であると考えられる。その哲学思想の内容は彼の冷酷な人柄を伝えるものである。"政治理論"は哲学体系において"最終章"をなすべき重大な一要訣であり哲学的思惟が最終的に目指す"実践論"の終極だと考えられている。
韓非子の政治理論は<法>・<術>・<勢>の3概念から構成されている。
<法>とは政治を行う場合の基準、<術>はその具体的な方法、<勢>は政治的権力のことをさす。これら三概念のつながりについて詳しく見て...