経済政策学 2019report

閲覧数3,476
ダウンロード数59
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    (2019)慶應通信経済学部専門必修科目「経済政策学」で合格をいただいたレポートです。IS曲線が水平のときのGDPの変化がテーマです。
    ※レポート作成の参考としてご利用ください。合格を約束するものではありませんので、丸写しはご遠慮願います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    '19経済政策学
    はじめに 〜IS曲線とLM曲線〜
     IS曲線は,財市場の需要と供給を均衡させるGDPと利子率の関係を表し,通常,右下がりに表される。利子率の変化は投資に作用する。利子率が上昇すると,資金調達のコストが増えて投資は減少する。逆に,利子率が下落すると,投資が積極的になって増加する。民間企業の投資はGDPの増減に作用する。設備投資が活発になれば景気を刺激し,消費の増大につながる。逆に,設備投資が抑えられるようになれば,景気は減速して,消費が縮小する。このことから,縦軸に利子率:r,横軸にGDP:Yをとった図では,rが高位置ならば,Yは原点に近く描かれる。rが低い位置にあれば,Yは原点から遠い右寄りの点となり,この点の組み合わせを結んだ線がIS曲線となる。しかし,課題文の「IS曲線が水平」という状態では,利子率が不変のままでも,何らかの要因が加わることでGDPは増減する。左に示す図1において,利子率がr*のとき,GDPがY*からY**へ,もしくは,逆方向のY**からY*へと移動する動きがそれである。
     財市場とは,生産された財やサービスの取引が行われる市場であり,既に述べたと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。