【日大通信】【2019〜2022年度課題】法学 分冊2

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    資料紹介

    日大通信 法学リポート分冊2の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題:実体法と手続法について,この区別が何を基準とするかを明らかにした上で,具
    体例によって,その違い,ならびに相互関係を説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.序論
    実体法と手続法は、いわば車の両輪の関係にある法律である。双方は、権利義務の内容そのものを指すのか、またはそれを実現する手続きを指すのかを一つの基準として区分されている。本レポートでは、実体法と手続法が何であるかを明らかにした上で、具体例によってその違いと相関関係について説明する。
    2.本論
    (1)実体法とは
     実体法とは、法律関係それ自体の内容を定める法である。つまり、権利義務の実体(内容)を規定したものであり、その種類や効力、発生、変更、消滅などを示す。具体的には、憲法や民法、刑法、商法の大部分が該当する。
     裁判においては、民事事件と刑事事件に大別される。裁判のこのような種類に対応して、民事法と刑事法という分類がある。刑事法が違法な行為に国家が刑罰を加える際の根拠となる法律であるのに対し、民事法は私人間の紛争解決の基準となる規範である。これを実体法の側面から見れば、刑事法の中の刑法、民事法の中の民法がそれに該当し、実際の訴訟においては手続法が整備されているわけだが、それについては後述する。
     例えば民法は、近代市民社会の発展を支えてきた法として、私たちの行動規範(行為規範...

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