佛教大学:M5103京都と文学(古典)の科目最終試験の解答(2020年3月受験→3月末合格)

閲覧数2,633
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学:M5103京都と文学(古典)の科目最終試験の解答です。
    2020年3月受験で3月末に86点で合格しました。
    科目コードが違っても同一設題ならば対応可能です。
    文章の構成など参考にしていただければと思います。
    できるだけわかりやすい表現での記述を心がけました。どうぞご参考ください。
     
    <参考文献>『方丈記に人と栖の無常を読む』大隅和雄著 吉川弘文館
    『角川ソフィア文庫「方丈記 現代語訳付き」』鴨長明著・簗瀬一雄訳注 角川学芸出版

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ・「治承の辻風」の内容をまとめた上で、鴨長明の視点を指摘、分析せよ。
     
     治承の辻風は、治承4年4月に起こった。方丈記には『また、治承四年卯月のころ、中御門京極のほどより、大きなる辻風おこりて、六条わたりまでに吹ける事侍りき。』と述べている。
     治承4年というのは1180年のことで、4月に辻風が起こり、京都の町は大きな被害を受けた。この年は、5月26日に以仁王が平家追討の旗揚げをし、それにより都が混乱に陥る。中々動かなかった源頼朝が8月17日に、伊豆で軍事行動を起こした。その間の、6月2日に、平清盛は強引に都を福原に移した。この年は、このようなことが、慌ただしく春から夏にかけて起こった。
     ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。