2019年に合格を頂いた明星大学通信教育部小学校教員コースのレポートです。2単位セットで最安値に設定しておりますので、「どう書き始めたら良いか分からない」、「どう展開していけば良いか分からない」等、レポートでお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
[科目名]
図画工作(PB2060)
[レポート課題]
(1単位目)
1.テキストの「図画工作(美術/造形表現)教育の意義・目的」(第1章)を読み、1,000字程度に大意要約せよ。
2.テキストの「美術科教育の歴史」(第3章)を読み、「山本鼎の自由画教育」と「久保貞次郎の創造主義美術教育」とを、明治初期からの我が国の美術教育史の概略に位置づけ、1,000字程度で説明せよ。
(2単位目)
1.テキストの「学習指導要領の方向、教科としての図画工作」(第2章)を読み、1,000字程度に大意要約せよ。
2.テキストの「図画工作の評価」(第7章)を読み、「観点別学習状況の評価」における4つの観点のそれぞれについて、
それぞれの観点の趣旨に沿いながら、全体で1,000字程度に整理して説明せよ。
[参考文献]
『図画工作科研究』藤江充・佐藤洋照編著 日本文教出版 2011年
図画工作①・②
【指定文字数…1,500文字以上2,250文字以下】
【1単位目】
1.テキストの「図画工作(美術/造形表現)教育の意義・目的」(第1章)を読み、1,000字程度に大意要約せよ。
芸術(ここでは造形的表現)活動を教育活動として扱う際は、内容的にも方法的にも「何がより普遍的か」に注意すべきである。そして、それは即ち普通学校教育で教科として取り行う場面での「教科教育の命題」に常に注意を払うべきだとも言える。当教科の意義や目的の把握に課せられる基本的命題としては(1)「造形的表現活動とはいかなるものか」、(2)「指導可能なこととは何か」以上2点が挙げられる。(1)は1951年の講演の中でリードが掲げた課題の中の「諸理念」、(2)は同課題の中の「諸方法」に相当する。つまり、教科としての基本的命題は「教授学的な課題」であり、かつ指導者が解を模索しつつ常に心掛けながら接しなければならない課題だということである。そして、造形的表現活動の言語的定位は、見ることのうちに起こる直感的かつ直観的真実を、物的材料を借りて再現すること、またそれを鑑賞し、そこで見ることのうちに起こる鑑賞...