Z5106学校教育課程論(中・高)リポート【評価:受理】

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    資料紹介

    【佛教大学:学校教育課程論(中高)】リポート

    ●第1設題
    「中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、戦後からの変遷、基準、編成原理、および今日的な課題についてまとめてください。」

    フィードバック内容:
    「学校の教育課程とは何かについてきちんと論じられており、その基準や編成原理についてもきちんと押さえられ、秀逸なレポートと判断できます。また、今日的課題についても行政と現場とのギャップや学力低下についても触れられており、当該設題にきちんと答えたものとなっています。」
    との評価でした。

    リポート作成の際の参考にお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1、教育課程について
  まず教育課程とは何を指しているのだろうか。文部科学省による『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説総則編』には以下のようにある。

    学校において編成する教育課程については、学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を生      徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した各学校の教育計画である

また、戦後においては、それまで使用されてきた「教科課程」や「学科課程」に代わり、「カリキュラム」の訳語として使用されるようになった。その理由は、「教育改革の中で、教科学習に加え、教科外の様々な活動(学校行事や学級活動、生徒会活動、部活動など)が、学校での教育活動に加わったからである。」(細尾・田中、2018)とある。つまり、教育課程(カリキュラム)とは学校教育全体の中核を担うものであり、授業を行う上での目標や内容を決定づける指針であるといえる。更に、「欧米のカリキュラム研究では「教育計画」の立案としてカリキュラムを捉えるだけでなく、それが、実際に子どもにどのような学習経験をもたらしているのか、あるいは実際に子どもが学校で学んでいるこ...

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