【日大通信】【2019〜2022年度課題】国際政治学/国際政治論/国際政治学概論 課題1

閲覧数3,115
ダウンロード数33
履歴確認

    • ページ数 : 14ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日大通信 国際政治学/国際政治論/国際政治学概論 課題1の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題
    次の問1~問4の中から2つ選び、その番号をそれぞれ最初に揚げ、裏面のキーワードから最低2個を使用して述べなさい。文末に参考文献(論文を含む)を3本以上揚げ、参考・引用した頁数を明記しなさい(Web情報を明記してもよいが、参考文献の本数には入らない)。

    問1 国際政治の歴史分析における3つの仮説について述べなさい。
    問2 国際政治学における古典的リアリズムとネオリアリズムを比較して、相違点について述べなさい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (問1)まず1つ目は、現代国際システムは、ウエストファリア体制の延長線上にあるという説である。ウエストファリア講和会議(1648年)によって形成された新しい秩序はウエストファリア・システム11(ウエストファリア体制)と呼ばれ、システム内の16数カ国をほぼ均衡に保ったカトリック圏とプロテスタント圏に分けると同時に、①主権国家の概念、②国際法の原則、③勢力均衡の原理などが共通認識として明確にされた。そして、この講和会議によって、スイス、オランダ、ドイツ連邦諸国などの独立が正式に承認された。つまり、このシステムが西欧国際システムのはじまりであり、「近代国際社会の原型」と呼ばれるようになった。今日の国際システムは、この延長上に存在するのかどうかという検証が絶えず必要になるだろう。

    2つ目は、近代10年間は覇権国家の交代劇であったという説である。ジョージ・モデルスキーは、近代10年間における超大国とそのリーダーシップをめぐる挑戦国との関係に集約される支配のネットワークを世界システムとした。モデルスキーによる世界政治の長期サイクルによると、覇権国家の歴史は16年周期で交代し、例えば10世紀の覇権...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。