公的データを用いた日本の世帯動向について

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    資料紹介

    【概要】
    社会福祉士養成課程の課題です。
    社会理論と社会システム

    日本の世帯動向について公的データを用いて述べる。

    【目次】
    1.日本における家族形態の変化
    2. 家族形態が変化した要因

    【引用・参考文献】
    ① 中央法規出版(2014)『新・社会福祉士養成講座3 社会理論と社会システム』
    ② 平成27年国勢調査 世帯構造基本集計結果
    https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/kekka/kihon3/pdf/gaiyou.pdf

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.日本における家族形態の変化
    世帯は「住居と家計をともにする人々の集まり」と定義される行政上の概念であり、社会の基礎単位である家族とは大きく重なるが多少ずれが生じる。例えば、単身赴任の夫や下宿中の子どもは家族であるが世帯には含まれない。しかし、本レポートでは両者の大きく重なる部分に着目して、世帯の変化を家族形態の変化と同義と捉えて概観する。
    家族形態の変化は、平均世帯員数の推移に表れている。日本は1920年~1960年では「三世代世帯」が含まれる直系家族世帯が30%を超えていたが、その後は減少することとなった。代わりに台頭してきたのは高度経済成長期に農村から都市へ移動した若い世代を中心とした...

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