具体的な活動や体験を通すことの意義

閲覧数1,678
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『合格済みレポート』姫路大学 生活
    設題2
     生活科の特性として、「具体的な活動や体験を通すこと」が挙げられるが、生活科誕生の過程や就学前教育との関りにも触れながら、この意義について説明しなさい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     生活科の特性として、「具体的な活動や体験を通すこと」が挙げられるが、生活科誕生の過程や就学前教育との関りにも触れながら、この意義について説明しなさい。

     生活科の教科目標の構成として、「具体的な活動や体験を通して、自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を育成する」ということが書かれている。教科目標は大きく分けて2つの要素で構成されている。
     生活科設立の背景には、低学年から社会や理科等の教科を覚えるよりも自然や生活等、身の回りのことに興味を持たせ、体験を通して学ぼうとする意欲を高めることが重要であるのではないかという考えがある。また、小学校低学年の児童は、個人差はあるが思考や感情が未分化な段階にある。このような児童に違和感なく小学校教育に馴染ませるためには、教科の改変や再構成が必要であるという発達段階的な考えがある。
    そして生活科の誕生背景には二つの要因がある。
    一つは児童の発達上の特徴である。いきなり教科学習中心になると、子どもたちは違和感を覚え、不安感を持ってしまう。子どもたちが安心して小学校教育へスムーズに移行できる配慮が必要である。
    二つ目は社会の変化に主体的に対応でき...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。