感覚統合を改善するための活動について

閲覧数1,789
ダウンロード数22
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『合格済みレポート』姫路大学 特別支援論Ⅱ
    設題1
     「落ち着きのない子ども」の背景にはどのような感覚統合上の問題が考えられるかについて述べなさい。さらにそのうちの一つの原因に関してとりあげ、その原因(感覚統合上の問題)を改善するための活動を容易な活動から難しい活動へと3段階に分けて、具体的に考えて記述しなさい。その場合の子どもの発達年齢は7歳とします。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「落ち着きのない子ども」の背景にはどのような感覚統合上の問題が考えられるかについて述べなさい。さらにそのうちの一つの原因に関してとりあげ、その原因(感覚統合上の問題)を改善するための活動を容易な活動から難しい活動へと3段階に分けて、具体的に考えて記述しなさい。その場合の子どもの発達年齢は7歳とします。

     感覚統合とは、体の外から入ってきた刺激を脳で情報として受け止め、処理することである。刺激に対して過敏なため、入ってくる音や情報に反応しやすいことや、体が動いている等の感覚が正確に伝わらないことで刺激を求めて体を揺らしたり、回転したりすることが落ち着きのない原因の例として挙げられる。
    これらの背景には感覚統合上の問題があると考えられる。6点の問題を以下に挙げる。
    ①刺激に対して過敏(感覚過敏・重力不安)
    ②強い刺激を求めている(低反応・感覚探求)
    ③筋肉の張りが弱い(低緊張)
    ④ラテラリティと両側統合の問題
    ⑤ボディイメージの問題
    ⑥運動企画の問題  である。
    以上の中からここでは②を取り上げて述べていく。
     低反応の場合、刺激に対する反応が弱く、十分得られるはずの刺激をわずかしか感...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。