第1課題『ビック5理論はパーソナリティを類型または特性のどちらかと捉えるかを論じなさい』評価A 参考文献付き 聖徳大学
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第 1 課 題 第 1 設 題
ビック5理論は、パーソナリティを特性で捉えている。
類型とは典型的な性格像・人格像のことであり、これら
をいくつかのタイプや型に分類、理解してカテゴリー化
するやり方が類型論の考え方である。類型論はその人が
その類型にどの程度あてはまるのかという点を問題視し
ない。対して特性は「活動的」「真面目」「やさしい」な
どその人が持つ性質的なさまざまな特徴のことで、これ
らをどの程度強くもっているかを量的に測定して個々の
組み合わせによってそのパーソナリティを表現するもの
が特性論である。類型と特性は似ているが、まったく違
うものである。ただし、現在の心理検査などは特性論に
基づいて性質を数値化してそれらをいくつかの類型に分
けて考えるというスタイルも多く、それぞれの考え方は
お互いに補完しあう関係といえる。
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類型と特性の特徴についてもう少し詳しく述べる。
一般的に「あの人は~タイプだ」というように類型は、
人が持つパーソナリティをいくつかの異なるタイプに分
類して、そのカテゴリーの枠組みにあてはめることでそ
れ...