漢文学Ⅰ分冊②

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    本リポートでは、韓非子の思想について論ずる。第一節では〈法〉・〈術〉・〈勢〉の三概念
    について、第二節では韓非子の思想における〈無為〉について考察する。
    まずは〈法〉〈術〉について論じていく。
    〈法〉とは、政治を行う上での規準であり、〈術〉とは、その具体的な方法である。この
    二つの概念の意味合いと有機的関連がよく分かる発言を二つ引用する。
    法者編著之図籍、設之於官府而布之於百姓者也、術者蔵之於胸中、以偶衆端而潜御群臣者
    也、(難三篇)
    凡術也者、主之所以執也、法也者、官之所以師也、(説疑篇)
    このように〈法〉・〈術〉とは両者が相まって滞りなく政治を行うためのひとつの“とりき
    め”であり“方途”である。更に具体的に言うと、韓非子の〈賞罰〉を、君主の立場から
    見て〈術〉と言い、臣下の立場から見ると〈法〉となるのである。
    従って〈法〉・〈術〉・〈勢〉の三概念のうち、〈法〉・〈術〉は表裏一体となって政治を行う
    上での中心的要素と見なされていた
    次に、〈勢〉についてである。韓非子の政治理論における〈勢〉とはいわゆる〈権勢〉、つ
    まり〈政治的権力〉である。ここで、韓非子の〈勢〉に関す..

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