設題:日常生活や社会問題に貢献する実験心理学研究について考察せよ。に関するレポートです。
指摘:設題について非常によくまとまっている。ポイントも抑えてあり、心理学の在り方について良く考察できている。との旨、指摘を受けました。
評価:A評価をいただきました。
参考資料としてご活用ください。
日常生活や社会問題に貢献する実験心理学研究について考察せよ。
【序論】私たちは普段の生活において身体のどこかに痛みを自ら訴えることもあれば他人が訴える痛みを聞く機会が非常に多く存在する。周囲の声を聞けば、肩が痛い、腰が痛い、膝が痛いなど身体の様々な部位に関する痛みの問題を抱えている人は非常に多い。例えば日本人の約10人に一人は腰痛患者であると言われている。直接の原因は腰椎や筋肉が問題となることもあれば、加齢、性別、ストレス、内臓疾患など様々な要因によって引き起こされていると考えられている。そして日本人の約90%の人は一生のうちで一度は腰痛を経験すると言われている。また、加齢により発症することからも腰痛患者は超高齢化社会の現代にあっては年々増加傾向にあると考えられる。現在の整形外科患者の中で一番の受信理由である腰痛だが、患者数が多いということは必然的に医療費負担も増加する。そのため、腰痛は非常に大きな社会的な問題であり、個人の健康問題だけでなく、痛みによる就業不能、国の医療費負担といった、心理的不安や社会的問題となっていることが考えられる。
このように近年、腰痛は心理社会的因子との...