<課題>
1. 教育思想家の考え方に言及しつつ、自分自身のこれまでの教育的体験を踏まえて自分の視点で教育観を述べよ。
2. 明治期の学校教育史の要点を述べよ。
<講評>
1. コメニウスにふれながら、よくまとめられています。
2. よくまとめられています。
<参考・引用文献>
『教育原理』佐々井利夫、樋口修資、廣嶋龍太郎著(明星大学出版部、2012)
2021年度 明星大学通信教育学部 PA1020 教育原理 1単位目の合格レポートです。
PA1020 教育原理 1単位目
<課題>
1. 教育思想家の考え方に言及しつつ、自分自身のこれまでの教育的体験を踏まえて自分の視点で教育観を述べよ。
2. 明治期の学校教育史の要点を述べよ。
1.「すべての人々にあらゆることを教授する」コメニウスは自身の著書である『大教授学』の冒頭でこう述べている。それは、幼い子供達への教育が、長い人生への土台となっているからだろう。日本では小学校と中学校は義務教育のため、必ず行かなければならず、多くの日本人は9年間も国から勉強する期間が与えられている有難さに気付いていない。なぜなら、世界では貧困、戦争、性差別などを理由に勉強ができない子供達が多く存在するからだ。そのような子供達は、大人になっても文字を識別することができないため、何も分からずに有毒ガスや地雷のある場所に足を踏み入れてしまい、命を落とすことになるかもしれない。それだけでなく、知識や能力が身に付いていないため、安定した仕事を選ぶことができず、十分に生活をしていけるだけの収入は期待できない人もいる。そして、貧困から抜け出すために、最悪の場合、幼少期から犯罪を繰り返してしまうのだ。このよう...