生活科概論 2024年 佛教大学通信 パターン2 受理
3200字程度指定
レポート作成の参考にご活用ください。
課題 就学前教育から小学校教育への接続を意識し、生活科における授業づくりと学習指導の留意点を説明しなさい。
(1)はじめに
核家族化、都市化による家庭や地域の教育力の低下、直接体験の不足、友だち遊びの減少など、子どもの生活実態が提起する問題は、社会性の未成熟、生活習慣の乱れ、生活上必要な技能の低下、勉強への意欲の低下、いじめ、学校嫌いなどと憂慮する事態を引き起こしている。こうした問題意識に立って、「生活科」で育てたい資質・能力は学習指導要領に、次のとおり定められている。
『具体的な活動や体験を通して、身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1)活動や体験の過程において、自分自身、身近な人々、社会及び自然の特徴のよさ、それらの関わり等に気づくとともに、生活上必要な習慣や技能を身に付けるようにする。
「知識及び技能の基礎」に関する目標
(2)身近な人々、社会及び自然を自分との関わりで捉え、自分自身や自分の生活について考え、表現することができるようにする。
「思考力・表現力・判断力等の基礎」に関する目標
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