資料紹介

社会　設題２　姫路大学

〈第４学年社会科の基本的性格と位置づけ、および、その課題を述べよ。〉

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設題２　第４学年社会科の基本的性格と位置づけ、および、その課題を述べよ。

　初めに、第４学年社会科の基本的性格について述べる。改正教育基本法、改正学校教育法に伴い、２００８（平成２０）年３月２８日に新しい「小学校学習指導要領」が告示され、第４学年の目標（第２章各教科第２節社会）は、第３学年と併せて、理解・態度・能力を統一的に育成することを通して、公民的資質の基礎を養うことが目指されるようになった。具体的に次の３つに設定されている。
　１つ目に、地域の産業や消費生活の様子、人々の健康な生活や良好な生活環境及び安全を守るための諸活動について理解できるようにし、地域社会の一員としての自覚をもつようにすること。
　２つ目に、地域の地理的環境、人々の生活の変化や地域の発展に尽くした先人の働きについて理解できるようにし、地域社会に対する誇りと愛情を育てるようにすること。
　３つ目に、地域における社会的事象を観察、調査するとともに、地図や各種の具体的資料を効果的に活用し、地域社会の社会的事象の特色や相互の関連などについて考える力、調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにすることである。
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