英語圏文化の理解(2021年度最新版)科目最終試験

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    資料紹介

    英語圏文化の理解(スクーリング)の科目最終試験の問題と解答です。合格済み。参考までに。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    英米の国家としての成立過程を、「権」力(政治)、「暴」力(戦争)、「金」力(経済)という視点から述べよ。
    また、これらの視点について、日本人としての考え方も最後に記すこと。
    (2000文字程度、英文で書く場合は、800語程度で)。

     イギリスの2王朝、①チューダー朝、②スチュアート朝の盛衰について述べる。15世紀半ばに勃発したばら戦争では、封建貴族が権力を持ち、ヨーク家(白ばら)とランカスター家(赤ばら)の2つに分かれての抗争が繰り広げられた。しかし、結局は両者共倒れとなり、貴族は急速に没落していくこととなる。そこでランカスター家に近いチューダー家が事態を収拾し、①チューダー朝を始めた。チューダー朝の初代皇帝ヘンリ7世は、政敵を弾圧し、貴族の権力を奪った。貴族が没落した今、王制を強固なものとするための障害となるのはローマ教皇とカトリック教会だった。そこで、次に即位したヘンリ8世はカザリンと離婚しようとした際、ローマ教皇に反対されたことで、教皇から破門されることになった。しかし、実際は国王がローマ教皇から自立したかったものと考えられる。このことにより、イングランド国教会が成立した。しか...

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