1.メタデータの機能について、図書館における情報資源組織に関連付けて考察しなさい。考察において、メタデータの例を挙げることとする。
(字数:本文1,000字以上。上限なし。)
2.書誌コントロールの意義について説明しなさい。
(字数:本文600字以上。上限なし。)
1.
「メタデータ」とは「データに関するデータ」や「データに関する構造化されたデータ」とも言われ、本体のデータに付帯するデータのことである。例えば、「ハリーポッターと賢者の石」を本体のデータとして考えると、作者のJ・K・ローリング、訳者の松岡祐子、出版社の静山社などの付帯データがメタデータと言える。
また、メタデータは、広義には、目録・書誌・索引・抄録・辞書・書評などを含めるが、一般には、ネットワーク上の情報資源の書誌的事項やその他の情報などを、目的に応じて複数の項目により記述したもの、およびその記述の枠組みということが出来る。(1)
代表的なメタデータはHTMLで画像を説明する目的で不要される代替テキスト(alt属性)である。Googleなどの画像検索で「ハリーポッターと賢者の石」を検索すれば関連する画像がたくさんヒ...