社会理論と社会システム_現代日本における「アンダークラス」の形成について

閲覧数1,193
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会理論と社会システム
    【課題】現代日本における「アンダークラス」の形成について、その問題点をまとめなさい。

    社会福祉士の通信学校にてA評価をいただいております。
    内容を全て引用するのはお控えください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会理論と社会システム
    現代日本における「アンダークラス」の形成について

    日本は高度経済成長期(1955年~1973年)が幕を閉じた1980年頃から格差拡大が生じている。また、バブル景気(1986年~1991年)の崩壊により、安い賃金で労働力を手に入れようとする企業が増え、非正規雇用が拡大、多くの若者たちが非正規雇用労働者となった。
     その結果、現代の日本では格差を通り越し、階級社会に突入、アンダークラスと呼ばれる貧困層が増え続けており、危機的な状況を迎えている。
     バブル景気の崩壊により、非正規雇用労働者が増えた我が国日本であるが、その数2010年以降から増加傾向にある。1994年当時の非正規雇用労働者が971万人だったのにし、2010年には1,763万人、そして、2020年には2,090万人と当初と比べて約2倍も増加傾向にある事がデータから分かる。⑴
     
    このように、非正規雇用労働者が増加した背景には、企業側が安く労働力を手に入れたいと考えた事に加え、2013年4月より施行された無期転換ルールも大きく関与していると考えられる。
     無期転換ルールとは、日本企業に蔓延していた「雇止め...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。