国語科学習指導案
1、単元名
3、伊勢物語 東下り
2、使用教材
「伊勢物語 東下り」古文 高等学校 探求国語総合(古典編) (桐原書店)
3、単元(教材)について
「伊勢物語」は簡潔な文章のなかに素朴で美しい人間の感情が書かれた歌物語である。人間の内面が強調されている。全体の三分の一以上が恋愛物語であるが、男女の心の動きと高まりが、そぎ落とされた文章で強く読み手に訴えかける。このような特色によって、古来より多くの人々に愛され親しまれてきたのであると考えられる。
4、 生徒の実態(男子二十四人 女子十六人 計四十人)
全体的に積極的に授業を受けようとする意欲が感じられ、音読や簡単な質問には発言しようとする姿勢がうかがえる。たた難しい質問をした時に「分かりません」と答える場面がよく見られる。失敗するのが恥ずかしいという意識の表れだろう。読解や文法について指導する時は、生徒が答える時の判断材料をいくつも提示したうえで、問かける事を意識していくのが課題である。
日常生活においては、男子が多く活発なクラスである。しかし男子のやる気が出ないときはクラス全体が消極的になりがちである。クラ...