明星大学 通信 教育相談の基礎と方法 2単位目

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    資料紹介

    【課題】
    ① 発達障害のある子どもを通常学級においてどのように理解し支援したらよいか。
    自閉症スペクトラム障害、ADHD、学習障害のなかの1つを取り上げ、障害のメカニズムと支援について述べなさい。※ADHDを選択

    ②「いじめ」「不登校」「障害のある、あるいはそれを疑う子どもの保護者への支援」「困った保護者への支援」の問題のうち、いずれか1つを選んで、その考え方と支援の方法を述べなさい。※「困った保護者への支援」を選択

    一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 通常学級において、発達障害をもつ児童をどのように支援したらよいのか、本稿では、注意欠如/多動性障害(後述はADHDとする)について述べる。

     まず、ADHDの行動の特徴を捉える。ADHDは不注意・多動性・衝動性を特徴とする、行動のコントロールの障害である。(西本2019) 乳幼児期から活発で、睡眠時間が少ないなどの特徴がみられる。また、自閉症スペクトラムが併存する場合、学齢期にLDの状態が認められる場合がある。次に、認知の特性を捉える。ADHDの原因は明確にはなっていないが、脳の実行機能、遅延報酬系、時間処理の3つの機能の障害であるとする説がある。(西本2019) 実行機能は、目標達成のプランをたて、実行とチェックを繰り返しながら、目標に向かって進む機能である。遅延報酬系は、望ましい結果や報酬のために「待つ」ことを支えるシステムである。時間処理とは、時間を把握することである。それぞれがうまく機能しないと、障害があるといえる。

     そして、これらの特徴をもった生徒を支援するために、心身機能・身体構造、活動、参加の3つの次元から支援を行うことと、医学的、心理・教育的、社会環境の3つの...

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