明星大学 通信 経済学概論2 2単位目

閲覧数900
ダウンロード数2
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題】
    1.金融緩和政策の効果について説明しなさい。

    2.日本の財政問題について説明しなさい。

    一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 本稿では、日本銀行による金融緩和政策の変化とその効果について述べる。金融緩和政策とは、流通する貨幣を増大させ金利を下げることによって、企業の投資行動を促進し乗数効果を生み出すことによって、経済全体の生産水準、所得水準を高めようとする事である。ここで問題になるのは、この従来の金融緩和政策が意味をなさなくなり、直接貨幣供給の増加をさせる政策に変わりつつあるということである。ここで、金融緩和政策のプロセスを改めて記述すると、貨幣量増加、利子率下落、投資拡大、生産・所得増加のステップである。金融緩和政策の変化は、このステップのうちの利子率下落についての変化に要因がある。

     近年の金融緩和政策の変化の要因は、貨幣需要曲線が水平近くになっており貨幣需要の変化に対して、利子率の変化がとても小さくなっていることにある。逆にいうと、少しの利子率の減少によって貨幣需要が増大してしまうので、増加させた貨幣供給量を吸収してしまうのである。そのため、利子率下落の次のステップである投資拡大のステップに移ることが出来ないのである。貨幣需要曲線の傾きによって金融政策が有効であるかどうか決まってくるが、日本は19...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。