【星槎大学】教育相談(中等)

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    資料紹介

    教師が中心となって行われる教育活動として

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    1. 教育相談とは
     教育相談とは、専門機関やスクールカウンセラーが心理臨床学に基づいて行うカウンセリングではなく、学校で教師が行う子どもに対するサポートや指導を指す。大野によると「児童生徒の学習面(広く学業面を含む)、進路面(針路面を含む)、生活面(心理社会面および健康面)に課題や問題、論題に対する(p.29)」領域を対処する。子どもの学習状況や進路についてだけではなく、近年不登校やいじめが問題になっている通り、社会面にも配慮しながら子ども一人ひとりの全体像を把握する必要があるのだ。

    2. 学校教育相談の実践の歴史
     学校教育相談の実践は、大野によると「ミニクリニック論→両輪論・中核論→カウンセリングマインド論(p.8)」の順序で展開された。学校や教室全体を視野に入れて向き合うべきところ、ミニクリニック論では生徒を個別に臨床心理的な観点で対応するため、教育現場で行われる実践的な教育相談ではなかった。両輪論・中核論では、担当する一人の教師が生徒を社会的で自身の人生を豊かにするようサポートするという考え方が提示されたものの、それは教師全員が本来目指すべき姿に過ぎず、その実践の具体的方法...

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