【佛教大学】肢体不自由児の指導法(科目最終試験)1題

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    資料紹介

    【設題】
    先天性骨形成不全症に起因する肢体不自由児(小学部高学年)を想定して、体育(ボール運動)の授業を行う場合の工夫や配慮について具体的に述べよ。
    【概要】この設題に対しては「確実に合格」できると思います。購入者が書きやすいように、参考文献等しっかり記述しています。

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    【設題】

    1. 先天性骨形成不全症に起因する肢体不自由児(小学部高学年)を想定して、体育(ボール運動)の授業を行う場合の工夫や配慮について具体的に述べよ。
    〔1〕先天性骨形成不全症(指定難病274)とは

     骨の形成に必要なI型コラーゲンと呼ばれるたんぱく質の異常で、骨折しやすく、低身長、骨変形がみられる。骨折は10歳頃までが多い。そのほか、成長障害、青色強膜、難聴などの症状がみられる。2万人に1人くらいの割合で生まれるとされ、推定では6000人程度の患者がいると考えられる。治療法は「内科的治療」と「外科的治療」に分けられる。前者では骨折の危険性の高い患者に骨粗鬆症に使用されるビスフォスフォネート製剤等用が行われ、後者では、骨折した際に観血的骨整復術、四肢変形に対して骨切り術、長菅骨の骨折変形予防を目的とした髄内釘挿入、脊柱変形に対する矯正固定手術などが行われる。この病気は、骨折のみで日常生活に支障がないことが多い。骨の変形をきたすと様々な程度に、運動障害が起こる。また、上述のように難聴が起こることもある。日常生活での注意点としては、骨折のリスクを回避するために、コンタクトスポーツは...

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