臨床医科学Ⅰ設題2

閲覧数1,042
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2021年度合格レポートです

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    免疫に関与する細胞とそのはたらきについて説明しなさい。

    免疫とは、細菌やウイルスなどの病原体から体を守る仕組みのことをいう。一般的に「免疫ができた」と表現することが多い。これは、ある感染症に罹患した後、再び同じ病原体が体内に侵入しても発症を免れることをいう。免疫には大きく2種類の免疫がある。体内に侵入した個々の病原体に対し、特異的にはたらく仕組みを獲得免疫という。これに対し、ヒトだけでなく、種を超えて多くの生き物が生まれつき持っている防御の仕組みを自然免疫という。
    免疫が起こる原因は病原体の体内侵入で、免疫反応をおこす病原体のことを抗原という。生体内に抗原が侵入すると、リンパ球がこれを認識し、病原体を排除する仕組みがはたらく。このリンパ球の反応を免疫応答という。また、初めての外敵に対し特異的な免疫反応が起こって記憶を残し、次の侵入時にすぐに反応できる状態を感作という。しかし、同じ種類のウイルスでも表面の型が少し異なるだけで免疫反応は起こらない。毎年、インフルエンザの流行がおこり、大勢の人が罹患するのはこのためである。感作を利用し、病原体を体内にわざと投与し、その病原体による疾患の発症...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。