【課題】
1.国際レジームの形成・存続について、どのような理論的見方があるか、説明せよ。
2.対外政策決定に関するアリソン・モデルについて説明せよ。
3.古代の民主政と近代以降の民主政を比較して論じよ。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
49 政治学概論2-1
【課題】
1.国際レジームの形成・存続について、どのような理論的見方があるか、説明せよ。
2.対外政策決定に関するアリソン・モデルについて説明せよ。
3.古代の民主政と近代以降の民主政を比較して論じよ。
1 国際レジームは「国際関係における特定の製作領域において国々の期待が収斂するような明示的又は暗黙的な原則、規範、規則、および意思決定手続きの総体」と定義される。
ネオ・リアリズムでは、国際レジームが国際的な公共財とするならば、各アクターは利便性の享受はしたいものの提供における負担はしたくない。したがって、アナーキーな国際関係では公共財の提供とその負担が可能な覇権国が、レジームの構築とコストの負担の意志がある場合にのみ国際レジームが形成されるとしている。もちろんその存続にも覇権国が必要なのである。これを批判する立場なのがネオ・リベラル・インスティチューショナリズムである。これは各国が共通の利益の実現のために国際レジームを形成し、その利益が続くかぎりは国際レジームが存続するというものである。共通の利益のための国家間協力は2つの点から説明される。1つ目は、囚人の...