わが国の児童虐待が発生する家庭の状況の特徴と虐待対応への関係機関の効果的な連携について論じなさい。

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    第1課題 第1設題
     厚生労働省の資料を基にしたSBI子ども希望財団のホームページの内容によれば、児童相談所における虐待に関する相談対応の件数は年々増加している。増加の背景としては、市民への周知が進んでいること、虐待死のニュースにより、社会問題として世間的に注目されるようになったこと等が挙げられると考えられる。

     虐待者は、テキストの子ども家庭福祉論第2版によれば、実母が最も多く、次は実父の3割強である。つまり、虐待件数のうち、家庭内での虐待が多いことが分かる。

    保護者による虐待要因としては、同テキストによれば、「妊娠を受け入れない状況での出産、子どもへの愛着や基本的知識の不足など、子育て能力の未熟さ、発達障がい、精神障がい、薬物依存など、心身の不調、攻撃的な性格や衝動的な性格など保護者の性格特性が挙げられる。また、保護者自身に被虐待経験があったり、適切な養育を受けてこなかったりなど、成長要因も指摘されている。杉山春著作の「児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか」では、3つの虐待加害者の親について取材し、「全員が子ども時代、ネグレクトや暴力的な環境で過ごしている。(朝日新...

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