【佛教大学】西洋史概論 説題(1)(2)

閲覧数1,583
ダウンロード数31
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    佛教大学通信教育課程《西洋史概論》の合格リポートです。

    リポート作成の参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    西洋史概論

    第1設題 
    テキスト『超約 ヨーロッパの歴史』について。ヨーロッパ世界はどのように形成、発展してきたのか。また現代にどのような歴史的影響を与えているといえるのか。テキスト全体を意識しながら論じなさい。(3200字)


    ヨーロッパ世界に現れた最初のヨーロッパ的と言われる特徴的な文化は古代ギリシア・ローマ文化である。芸術、文学、哲学、数学、医学、政治思想などが発達しその後のヨーロッパ世界の方向性を規定し、時に歴史の転換点に大きな影響を及ぼした。例えば15世紀ヨーロッパに起こったルネサンスである。この時期に古代ギリシア・ローマ文化の再興がはかられ、ヨーロッパはそれまで覆っていた世俗を堕落した状態とみなすキリスト教的世界観から脱却をはかり、現世でよりよく生きるためにはどうすれば良いかを考えた古代ギリシア・ローマ的世界観への賛美へと向かった。また17世紀の科学革命や、フランス革命における古代ローマ共和制の畏敬などがある。前者ではそれまで信じられてきたギリシア的宇宙論を否定することで達成されたのだが、世界はシンプルであるというギリシア的な調和を肯定する価値観に依然として依拠していた...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。