限界費用
経済学において、限界費用(げんかいひよう、英: marginal
cost)とは、生産量を増加させたときに追加でかかる費用である。
毎日、自動車を100台生産している工場があったとして、その工場が一日の生産台数を1台増やし10
1台にしたときに追加でかかる費用がその例である。その場合、工場の家賃の増加はなく、光熱費
の増加もわずかであり、費用の増加分は主に、自動車の部品代と労働者の人件費となる。
完全競争下で企業が利潤最大化をすると、価格は限界費用に一致するまで低下する。また限界費用
と限界収益が一致する生産量となっている。
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