教育原理 姫路大学 【設題2】

閲覧数692
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    姫路大学通信教育課程 教育原理(設題2)の2022年度合格レポートです。(2019年度以降入学)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原理 設題2
     諸外国の教育の歴史上、多大な影響を与えた人物を古代、中世、近代、からそれぞれ1人ずつ選び、その人物の生きた時代背景、教育的業績、現代に与えた影響の3点を、それぞれ挙げ、述べなさい。

     古代ギリシアには「ポリス」と呼ばれる都市国家が多く存在し、それぞれが独自の政治制度や教育制度を展開していた。そうしたポリスを代表する国家の一つがアテナイである。アテナイは地中海貿易による商業国家として発展し、市民による直接民主主義がとられていた。政治の担い手である市民の理想像は諸能力の調和のとれた「美にして善なる人」であり、理想的な市民育成のために教育も重視されていた。その教育は主に家庭教師が担っており、私立の学校も存在したが現在のような大きな教育施設ではなく、個人教授を中心とする場所であった。
     こうしたアテナイの名門の子として生まれたのがプラトンである。問答法で有名なソクラテスに弟子入りしたプラトンは、ソクラテスの死後「アカデメイア」と呼ばれる学園を開設した。そこには多くの若者が集い、哲学や幾何学、天文学などを学んだのである。
     プラトンの学園は非常に有名であり、その影響力も大き...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。