教育原理 姫路大学 【設題1・設題2】

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    資料紹介

    姫路大学通信教育課程 教育原理の2022年度合格レポートです。設題1と2のセットです。(2019年度以降入学)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原理 設題1
    教育の概念と本質、意義についてあなたの理解を述べ、人格形成と「生きる力」を育む教育についてあなたの意見を具体的に述べなさい。

     教育とは、「子どもたちが将来、一人の社会人として生きて行く上で必要な物を養うこと」であると考える。
     ドイツの哲学者カントは、人間は「教育されなければならない唯一の被造物」であり、「人間は教育によって初めて人間となる」と述べた。これは、動物としてのヒトが人間としての人格を形成するために必要な物が教育であるということを意味しているものだと思われる。
     また、アメリカの哲学者デューイは、「未熟性の未という接頭語は、単なる空白あるいは単なる欠如を意味しているのではなく、何か積極的なものを意味している」と述べた。これは、ほかの動物とは異なり、ヒトが未熟な状態で生まれてくることを肯定的にとらえた考え方であると言える。
     こうした考え方を踏まえると、私たち人間はロックが言うように「白紙」の状態で生まれるが、その余白こそが一人ひとりが持つ可能性であり、その可能性に働きかけることが教育の役目であると考えられる。そして、教育によって余白という可能性に働きかけ...

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