道徳の理論及び指導法(中) レポート

閲覧数1,056
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    佛教大学「道徳の理論及び指導法(中)」のレポートです。2022年度シラバス対応です。レポート作成の参考にしてください。
    ※内容の丸写しは絶対にお控えください

    【第1設題】
    道徳教育の意義とそれを実践する際の学習指導で留意すべきことについて説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の歴史を学校教育の発足から見ていくと、「学校」の設置は明治維新後、1872(明治5)年8月の「学制」公布に始まり、そこでの教育理念は、個人主義的・実利主義的な「智識才芸」路線であった。学制初期のカリキュラムにあっては、道徳教育=修身は、ことさら大きな地位を占めていたわけではなかった。学制公布により制度としての公教育が始動したとはいえ、その定着は容易ではなかった。
    「改正教育令」をうけて制定された「小学校教則綱領(1881年5月)では、「修身」が筆頭教科とされ、配当時数も、初・中等科が週6時間、高等科が週3時間と飛躍的に増加した。このような法令・制度の変遷過程において、政界・思想界では、徳育の方向性をめぐっては、福沢諭吉による儒教主義批判、加藤弘之による宗教主義的徳育論、西村茂樹らの儒教主義的徳育論、倫理学を基盤とすべきとの森有礼らの論など、「徳育の混乱」、「徳育論争」と称される状況があった。こうした状況を収束させ、敗戦までの修身教育の基本的な方向性を定めたのは、1885(明治18)年に初代文部大臣に就任した森のもとで整備された各段階の「学校令」と、井上毅および元田永孚によって想...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。