このレポートは、聖徳大学通信教育課程・科目「日本国憲法」にて、すでに合格をいただいたものです。
2022年度課題。
〈課題名〉
司法権の独立とは何かを説明し、司法権の独立が問われた、いわゆる「大津事件(1891年)」についても説明しなさい。
〈評価〉
S
〈講評〉
課題についてよく理解した上で記述、解答してあります。
〈参考文献〉
書名:日本国憲法、憲法要説
著者名:斉藤靜敬、斉藤靜敬
出版社:聖徳学園通信教育学部、成文堂
発行年月日:平成13年4月1日、平成10年4月1日
第2課題 第1設題
日本国憲法は三権分立にもとづき、立位法権を国会に、行政権を内閣に属せしめ、「すべての司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する」と規定し、司法権が裁判所に帰属することを定めている。司法権とは個々の法律争訟につき法律を適用し宣言する国家作用のことだ。日本国憲法にいう司法権とは、民事裁判、刑事裁判、行政裁判からなる。「行政機関は、終審として裁判と行ふことができない」と規定し、これは特別裁判所の廃止と同様に、司法の統一ということであり公正な裁判を保障するということでもある。司法権の本質として裁判が恒星に行われていなければならない。司法権の独立の本...