明星大学通信教育学部 PB2020 理科 1単位目 一発合格レポートです。(2023年度)
<使用テキスト>
『未来の先生たちへ 』 小原茂巳 著(仮説社 )
【課題】
1.「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
2.理科の授業における「予想」の意義について述べよ。
レポート作成の参考にしてみてください。
1.「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
児童・生徒が歓迎する理科の授業とは、授業が終わった後に児童・生徒が「科学は想像以上に楽しい」と思える授業であると考える。そのように児童・生徒に感じてもらうためには、楽しく学べる、熱中することができるような授業となるようにしなければならない。それでは、そのためにはどうすればよいのか、以下の3点を挙げてまとめていく。
一つ目は、教員が「考えるに値する〈問題〉」を児童・生徒に子どもに提供することである。例えば、テキストP.17の「アリの足」の問題であるが、子どものころであれば、ただ見たことがあるだけでなく、夢中になってアリを見た経験があることが大半なのではないだろうか。しかし、いざ絵に描いてみようとすると、細部までは覚えておらず、体のつくりまで意識してアリを見ていなかったことに気がつく。すると、「知っていてもよさそうなことなのに、じつはよく知らなくて、その結果をすごく知りたくなる」(P.47)という問題に児童・生徒は出会うことになるのである。よく知らなかったという...