環太平洋大学 通信教育学部 2021年度 英語科教育法Ⅰ(基礎) 第1課題 A評価レポートです。
あくまで参考資料として活用ください。
グローバル化が進展している世界の中では、異なる文化や多言語を話す人々が身近に多く存在している。コンビニや飲食店などで外国人労働者を見る機会も増えた。市場の拡大を目的に海外展開を進める日本企業も多い。東京五輪・パラリンピックは、無観客試合ではあるものの、国外に日本のことを知ってもらい、今後の観光や交流を促進させる絶好の機会である。このようなグローバル社会でよりよく生きていくためには、英語で主体的なコミュニケーションを図ることは必須であり、英語は自らの可能性を広げる手段である。英語教師として、英語教育を通して生徒の「コミュニケーションを図る資質・能力の育成」することが求められている。
2020年度以降実施されている新学習指導要領の第2章第1節の外国語の目標として掲げられているのは、『外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動を通して、簡単な情報や考えなどを理解したり表現したり伝え合ったりする実際のコミュニケーションを図る資質・能力を育成することを目指す。』である。『コミュニケーション』とは、言語を通じて行われ...