通信制大学の社会福祉技術演習Bのレポートです。
最高評価「優」
あくまでもご参考に。
社会福祉援助技術演習B 3単位め
(課題)
2006(平成18)年に改正、2007(平成19)年に公布された「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正に伴う、今後の社会福祉士の役割と課題についてまとめてください。
(解答)
1.法改正にいたる背景について
社会福祉士及び介護福祉士法は1987年に成立した。その後、2007年に社会福祉士および介護福祉士の資質の確保と向上を図る目的で大幅改正された。1987年の成立当時、日本では高齢化社会の本格化が社会問題となっており、社会福祉従事者を一定数確保する必要にせまられ、専門職の資格化となった。同法が成立した以降、1990年には、社会福祉関係八法改正が行われ、従来の入所施設による保護から、地域での在宅支援のためのソーシャルワークの重視に見直された。さらに、2000年の社会福祉基礎構造改革では、従来の措置制度から利用者と契約制度が導入され、「利用者主体」「自立」の視点の重視が見直された。2007年の社会福祉士法及び介護福祉士法改正は、利用者がサービスを選択できるようになったことに伴い、サービスの利用支援の他、成年後見や権利擁護等の新しい相談...