このレポートは、聖徳大学通信教育課程・科目「高齢者福祉論Ⅰ」にて、すでに合格をいただいたものです。
2022年度課題。
〈課題名〉
要介護認定の申請から介護給付(介護サービス)利用までのプロセスを説明しなさい。
〈評価〉
B
〈講評〉
・要介護認定の申請からサービス利用開始までのプロセスについて、各ステップを押さえることができています。
・不服申し立てに対応する組織の名称が誤っています。再度よく確認してください。
・介護保険制度については度々改正がありますので、定期的に最新の情報を確認する必要があります。
レポート内の「要介護認定の更新認定有効期間」については、古い情報で記載がされていますので、最新の情報を確認してください。
介護保険制度に限らず、制度や法律の改正点は、国家試験でも頻出ですので要チェックです。
〈参考文献〉
学びを追求する高齢医者福祉
杉本敏夫・橋本有理子編著
教育情報出版
第2版 2017年
介護保険制度の保険者は、市町村および特別区となっている。被保険者は、40歳以上の者で、原則として住所を有することが要件となっており、第1号被保険者(65歳以上の者)と第2号被保険者(40歳以上65歳未満の医療保険加入者)に分けられる。なお、第2号被保険者は、特定疾病にかかった場合、介護保険を利用することができる。
介護予防・日常生活支援総合事業によるサービス利用までの流れは、まず介護認定の申請を行う。介護保険の被保険者や家族などが市町村に介護保険の要介護認定の申請を行う。他にも、指定居宅介護支援事業者や介護保険施設のうち厚生労働省が定めるもの、地域包括支援センターなどは被保険者に代わって申請...