【法政通信】法政大学通信教育 14532 刑事政策 第1回

閲覧数409
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    丸写しはしないでください。参考資料として使ってください

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    法政大学 通信教育部

    科目コード・14532
    科目名・刑事政策 第1回
    文字数・2000字程度
    課題・不定期刑の当否について書きなさい。

    以下解答
    不定期刑の是非について論じるためには、まず不定期刑とは何か、そしてそれが法律上どのような位置づけにあるのかを明らかにすることが必要である。不定期刑とは、具体的な刑期を定めずに、犯罪者の更生の状況に応じてその後の処遇を決定する刑罰のことを指す。これは、一定の期間、刑務所に収容する定期刑とは異なり、受刑者の更生可能性を個別に評価し、その結果に基づいて釈放するかどうかを判断するという特徴を有する。

    日本の法制度においては、刑法第25条に「刑は、その種類及び内容によって、法律で定めるところによる」と規定されており、刑の執行方法については法律で明確に定められている。不定期刑は、現行の日本の刑法体系には存在しないが、特定の薬物依存症の更生を目的とした施設送致制度など、類似の考え方が取り入れられている例もある。

    不定期刑の肯定的な側面に関してまず、不定期刑は受刑者の更生を重視する制度である。これは刑罰の一つの目的である矯正と再社会化に沿ったアプロ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。