日本教育史 第1分冊

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     4~7世紀にかけて、中国から渡来人がやってきた。彼らは、稲作、漢字、仏教、寺院など建設技術を日本に伝えた。それらは古代の日本の軍事・政治などの社会的な重要な側面の形成、文化の発展に大きな影響を与えた。社会の発展は教育に大きな影響を及ぼしていくことになる。中国や朝鮮から渡ってきた人々との混血した日本人がいた。大和朝廷が支配していた時代、農業と製作の痕跡がよく見られた。農業に関する知識や技術を持つ人が現れ、技術者を中心に集団として生活していた氏族制度から、生活はより豊かになった。朝鮮や中国から入ってきた技術や知識をもとに玉、鏡や土偶など神を祀ったり、仕える道具に関連する何かを製作したりする技術の進歩も目立つ時代であった。しかしまだ技術を自分たちの生活に同化させることに苦労していた。日本人からすると異質な文化を脅威に感じていただろうか。
     ここで7世紀後半に、百済・高句麗の崩壊で渡来人が増加し、律令国家の形成に大きな影響を与えることとなる。文字を使った書物は以前から入ってきていたが、それを使うに至るまで多くの苦労があったであろう。言葉は文化や生活からなることも多い。漢字には成り立ちがあるよ...

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