2023年度佛教大学通信課程 初等理科教育法Ⅱの合格済みリポートと指導案および科目最終試験です。
こちらは2024年度の新テキスト・シラバスに対応しております。
佛教大学は特に罰則が厳しいのでそのままの転用は控えてください。
こちらを参考程度に、自らの考察を付け加えるなどしてご利用ください。
わかりやすいリポート作成を心がけました。
【設題1】
1(1) ①通信教育テキスト(初等理科教育)および小学校学習指導要領(平成29年告示)
解説理科編をもとに,小学校理科の学習における,「理科の見方」,「理科の考え
方」,「問題解決の力」,「科学における探究の過程」について整理し簡潔に説明
してください。
②構成主義的学習論,素朴概念について簡潔にまとめ,指導に活かしていくポイント
について論じてください。
③小学校における理科指導全体に関する自身の今後の課題を述べてください。
(2) 理科の見方・考え方を働かせ,深い学びとなるような授業を構想し,本時の主な評価
の観点として「思考・判断・表現」を設定し,思考力・判断力・表現力等を育む学習
指導案を提示してください
【科目最終試験】
①通信教育テキスト(初等理科教育)および小学校学習指導要領解説理科編をもとに、
小学校理科の学習における「問題を科学的に解決する」こと「理科の 見方・考え方
を働かせ」ることについて整理し説明せよ。
②次に「問題を科学的に解決する」ことをもとにして,小学校理科の授業展開例を5年生
の生命領域の具体を例に述べよ。
【参考文献】
「新しい教職教育講座 教科教育編④初等理科教育」山下 芳樹 編著・平田 豊誠 編著
ミネルヴァ書房
〇第1設題
(1)①通信教育テキスト(初等理科教育)および小学校学習指導要領(平成29年告示)
解説理科編をもとに,小学校理科の学習における,「理科の見方」,「理科の考え方」,「問題解決の力」,「科学における探究の過程」について整理し簡潔に説明してください。
「理科の見方」
・それぞれの領域に特徴的であるものの、そのほかの領域でも関連しており、視点でもある。
・学習指導要領によると「理科だけでなく様々な場面でもちいられる原因と結果をはじめとして、部分と全体、定性と定量などといった視点もある」と書かれている。つまり、事象に対して推察することである。
・事象を把握するための視点、理科の学習を支える価値のある支店や捉え方のことを理科の見方という。
「理科の考え方」
・問題解決の課程においてどのような考え方で思考していくのかということであり、学年ごとに示されている「比較する」「関連付ける」「条件を整理する」「多面的に考える」などがあたる。
・従来は教員の方から「比較してごらん?」というように手を出していたがこれからは児童が自ら考える児童の自立が求められている。
「問題解決能力」
・児童が...