京都芸術大学通信教育部 2022年・芸術史講義(アジア)2【評価A】レポート試験

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    資料紹介

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    課題
    15章を学び終えて、アジア各地の芸術の歴史観が把握できたかを確認します。
    レポート試験では、①朝鮮半島(1~5章)、②西アジア(6~7章)、③中央アジア(8~10章)、④インド及びスリランカ・東南アジア(11~15章)といった①~④の地域からどれか一つを選び、その地域の芸術全体の流れについて1200字程度でまとめてみましょう。
    できれば各時代の代表作を何か一つ取りあげ、その時代の特徴を簡潔に述べるようにしてください。限られた字数のなかで、分かりやすくまとめるように心がけてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ●解答●

    ④インド及びスリランカ・東南アジア(11~15 章)

    インドの人びとはアーリア人とドラヴィダ人に大別され、インダス文明はドラヴィダ系の人びとにより興されたと考えられている。大きな穀物倉と大沐浴場を備えたモヘンジョダロ遺跡や青銅製の踊り子像などが発掘されたものの、宮殿や陵墓などは発見されておらず、また、インダス文字が刻印された石製印章も発掘されているが、その文字が「ドラヴィダ語族の言語である可能性が高い」ということ以外、インダス文明については解明されていないのである。

    インダス文明の滅亡後、雷や火などの自然神を崇拝するアーリア人がインド北西部に侵入し、カースト制度や多神教の宗教で...

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