2024年度 環太平洋大学 幾何学Ⅰ 課題2 問題6-9 IPU 環太平洋大学 通信教育課程の専門科目 数学科の幾何学の図形証明問題です。 【解答は、理系卒業者による自身で作成後、添削済の正答です】
環太平洋大学 幾何学Ⅰ合格レポート 課題2 問題6-9
6 . (メネラウスの定理) 直線 ℓ が△ABC の直線BC, CA, ABと頂点以外の点でそれぞれP, Q, R で交われば、
= 1
が成り立つことを示せ。
6 . 解答
(証明)
右図より、△ABCの直線BC, CA, ABと頂点以外の点で交わるように引いた直線ℓ とする。直線 ℓ 上に△ABCの頂点A,B,Cから下ろした垂線の足をL,M,Nとする。
△PBM と △PCM において
∠PBM = ∠PCM = 90°,
共通な角より、∠BPM = ∠CPM
2 組の角がそれぞれ等しいので △PBM ∽ △PCM
∴ BP : PC = BM : CN ⇔ = …①
△ALQ と △CNQ において
∠ALQ = ∠CNQ = 90°,
対頂角より、∠AQL = ∠CQN
2 組の角がそれぞれ等しいので △ALQ ∽ △CNQ
∴ CQ : QA = CN : AL ⇔ = …②
△ALR と △BMR において
∠ALR = ∠BMR = 90°,
対頂角より、∠ARL = ∠BRM
2...