エッセンシャルオイル事典検定2級レベル

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    資料紹介

    ■アロマテラピー検定2級レベル
    イランイラン / オレンジ・スィート / ジュニパー ゼラニウム / ティートゥリー / ペパーミント / ユーカリ / ラベンダー / レモン / ローズマリー
    皮脂分泌のバランスを促す「イランイラン」
    イランイラン
    (Cananga odorata) バンレイシ科の高木 花を水蒸気蒸留して採油 ◆イランイランについて 「東方の王冠」と呼ばれる香料として重要な植物で”パフュームツリー”という別名をもちます。イランイランという聞きなれない言葉は「花の中の花」という意味。黄色の花をつけます。 ◆イランイランのアロマ効果 フローラル系の香りが非常に印象的です。その香りは心にリラックス感を与えると共に、イライラやショック、恐怖感をときほぐすといわれます。心を落ち着かせるため、はやい心拍を落ちつかせ、血圧も安定させる効果が期待できます。スキンケアとしては皮脂分泌のバランスをとる効果があるといわれます。シャンプーなどのヘアケア類や 手作り香水 などに配合するといいでしょう。 ◆注意 安全に 使っていれば特には問題ないでしょう。使いなれていない人はこの香りに少し違和感を覚えるかもしれません。薄めて、また ブレンド して使うとイランイランの良さが生きます。人気のあるオレンジスィートや ラベンダー とのブレンドがまずはオススメ。 ◆ガイドからひとこと提案 イランイランのエッセンシャルオイルにはグレード(等級)があります。数字が表記されていますが数字が小さいほど上質です。中でも「エキストラ」というのが最も高い品質のもので、香りは比較的軽く、使いやすい香りです。
    参考文献 『アロマテラピーのための84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社) 『花図鑑ハーブ』高橋章 監修(草土出版)
    ストレスに負けない「オレンジスィート」
    オレンジスィート
    (Citrus sinensis) ミカン科の木本 皮を圧搾して採油 もともとはアジア原産といわれるオレンジ。アロマテラピーでは大変、人気のあるエッセンシャルオイルです。ケーキ、ジュース、マーマレードなどの食品はもちろん、オレンジキュラソーのようなアルコールのフレーバーでもその香りはおなじみです。アロマテラピーではオレンジスィートとビターオレンジの2種がありますが、スィートがより一般的のようです。
    オレンジスィートのアロマ効果
    考え方が暗いとき、ストレスで落ちこみがちなときに、心を前向きに明るくする香りといわれます。肉体には特に消化器系に有効とされます。消化不良、食欲不振、下痢などに効果を活気します。他には発汗作用も期待できます。意外なところでは最近ブームのオレンジ配合洗剤。オレンジのエッセンシャルオイルは油汚れを落とす力があります。 ◆注意 アロマバス で使うと肌がチクチクと刺激を感じる場合があります。よく混ぜるなど気を配りましょう。 ◆ガイドからひとこと提案 万人受けすること間違いなしの香り。まずは 芳香浴 がいちおしです。 ティッシュに1滴 落としてカバンの中に入れておくといつでも爽やかなオレンジの香りに包まれて外出できます。ハンカチに落としてもOKですが、エッセンシャルオイルに色がついているのでシミになるかもしれません(たいていは洗濯すれば落ちますが・・・)。
    参考文献 『アロマテラピーのための84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社) 『花図鑑ハーブ』高橋章監修
    デトックス効果アリ!「ジュニパー」
    ジュニパー
    (Juniperu

    資料の原本内容

    ■アロマテラピー検定2級レベル
    イランイラン / オレンジ・スィート / ジュニパー ゼラニウム / ティートゥリー / ペパーミント / ユーカリ / ラベンダー / レモン / ローズマリー
    皮脂分泌のバランスを促す「イランイラン」
    イランイラン
    (Cananga odorata) バンレイシ科の高木 花を水蒸気蒸留して採油 ◆イランイランについて 「東方の王冠」と呼ばれる香料として重要な植物で”パフュームツリー”という別名をもちます。イランイランという聞きなれない言葉は「花の中の花」という意味。黄色の花をつけます。 ◆イランイランのアロマ効果 フローラル系の香りが非常に印象的です。その香りは心にリラックス感を与えると共に、イライラやショック、恐怖感をときほぐすといわれます。心を落ち着かせるため、はやい心拍を落ちつかせ、血圧も安定させる効果が期待できます。スキンケアとしては皮脂分泌のバランスをとる効果があるといわれます。シャンプーなどのヘアケア類や 手作り香水 などに配合するといいでしょう。 ◆注意 安全に 使っていれば特には問題ないでしょう。使いなれていない人はこの香りに少し違和感を覚えるかもしれません。薄めて、また ブレンド して使うとイランイランの良さが生きます。人気のあるオレンジスィートや ラベンダー とのブレンドがまずはオススメ。 ◆ガイドからひとこと提案 イランイランのエッセンシャルオイルにはグレード(等級)があります。数字が表記されていますが数字が小さいほど上質です。中でも「エキストラ」というのが最も高い品質のもので、香りは比較的軽く、使いやすい香りです。
    参考文献 『アロマテラピーのための84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社) 『花図鑑ハーブ』高橋章 監修(草土出版)
    ストレスに負けない「オレンジスィート」
    オレンジスィート
    (Citrus sinensis) ミカン科の木本 皮を圧搾して採油 もともとはアジア原産といわれるオレンジ。アロマテラピーでは大変、人気のあるエッセンシャルオイルです。ケーキ、ジュース、マーマレードなどの食品はもちろん、オレンジキュラソーのようなアルコールのフレーバーでもその香りはおなじみです。アロマテラピーではオレンジスィートとビターオレンジの2種がありますが、スィートがより一般的のようです。
    オレンジスィートのアロマ効果
    考え方が暗いとき、ストレスで落ちこみがちなときに、心を前向きに明るくする香りといわれます。肉体には特に消化器系に有効とされます。消化不良、食欲不振、下痢などに効果を活気します。他には発汗作用も期待できます。意外なところでは最近ブームのオレンジ配合洗剤。オレンジのエッセンシャルオイルは油汚れを落とす力があります。 ◆注意 アロマバス で使うと肌がチクチクと刺激を感じる場合があります。よく混ぜるなど気を配りましょう。 ◆ガイドからひとこと提案 万人受けすること間違いなしの香り。まずは 芳香浴 がいちおしです。 ティッシュに1滴 落としてカバンの中に入れておくといつでも爽やかなオレンジの香りに包まれて外出できます。ハンカチに落としてもOKですが、エッセンシャルオイルに色がついているのでシミになるかもしれません(たいていは洗濯すれば落ちますが・・・)。
    参考文献 『アロマテラピーのための84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社) 『花図鑑ハーブ』高橋章監修
    デトックス効果アリ!「ジュニパー」
    ジュニパー
    (Juniperus communis) ヒノキ科の木本 球果を水蒸気蒸留して採油 熟した球果はジュニパーベリーと呼ばれお酒のジンの香りづけをはじめ、料理や染料にも使われます。このベリー部分から精油が蒸留されますが、ベリー部分から採ったものでないと質が落ちるとされます(葉や枝など)。和名はセイヨウネズ。
    ジュニパーのアロマ効果
    ジュニパーの黒い実はハーブティとして飲まれることも。 フランスでは病院内でジュニパーの小枝を場の浄化のために燃やしていたとか。アロマテラピーでもこのエッセンシャルオイルは殺菌や消毒といった目的で使われます。体の中の老廃物や余分な水分を体の外へ排出するのを助けるため、コリ、痛み、 むくみ などに。 また頭を リフレッシュ させスッキリとした気分をもたらします。気分転換をしたいときや 煮詰まったとき にはこの香りで芳香浴を。 ◆ガイドからひとこと提案 疲労回復にはもってこいのオイル。体がだるいときはジュニパーで お風呂 に。身体が軽く感じられます。
    参考文献 『アロマテラピーのための84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社) 『花図鑑ハーブ』高橋章(草土出版)
    むくみ・セルライトを打尽!「ゼラニウム」
    ゼラニウム
    (Pelargonium graveolens) フウロソウ科の草本 葉を水蒸気蒸留して採油 栽培品種も含めるとたくさんの種類があるゼラニウムですが、エッセンシャルオイルが採れるのはペラルゴニウム(ニオイテンジクアオイ)とも呼ばれるものだけ。花を観賞するだけのテンジクアオイという種類とは区別します。もともと南アフリカ喜望峰が原産。ピンク色の花が印象的ですが、オイル分を多く含むのは葉の部分です。
    ゼラニウムのアロマ効果
    ゼラニウムの香りは人によっては独特に感じることもあるみたいです。私も昔は苦手でしたが、低濃度からスタートするといつの間にかゼラニウムの魅力に気がついていたりします。ローズ調のハーブの香り。 鎮痛が期待できるゲラニオールという成分を含みます。月経痛にとてもオススメです。さらに女性ホルモンの調整に役立つので、月経不順や 更年期障害 などにはゼラニウムはよく活用されます。利尿効果も期待できるため、むくみやセリュライトに。 アロマトリートメント で使ってみましょう。 甘すぎないローズ調の香りは不安を鎮め抑うつ感情を軽減するといわれます。スキンケアオイルとしては、ゼラニウムは皮脂分泌のバランスをとるといわれます。すべての肌タイプに有効で、血液の流れを良くして顔の血色を改善します。 ◆ガイドからひとこと提案 女性にとって魅力的 なオイル。それは香りはもちろん期待できる効果も含めてです。日頃からゼラニウムの香りに包まれて過ごしていると知らず知らずのうちに女性らしい感情が強くなりポジティブになれるように感じています。。 化粧水 を使って朝、ケアしてみてください。今日一日も素敵に過ごせるはずです。
    参考文献 『アロマテラピー検定』(社団法人日本アロマ環境協会) 『香りと花のハーブ図鑑』(主婦の友社)
    薬箱に欠かせない「ティートゥリー」
    ティートゥリー
    (Melaleuca alternifolia) フトモモ科の木本 葉を水蒸気蒸留して採油 ティートゥリーと呼ばれる植物にはいろいろと種類がありますが、もっとも治療特性が高いのがこの種類。オーストラリア原産として知られます。
    ティートゥリーのアロマ効果
    香りはスッキリ薬草系。でも嫌味がありません。 ティートゥリーについての科学的データは20世紀にオーストラリア政府の化学者によって行われたといいます。それはティートゥリーの葉が、消毒剤の13倍も防腐効果などに優れるといったもの。そのためアロマテラピーでもティートゥリーは 薬箱 に欠かせないオイルとして大変広く活用されます。抗菌・消毒作用によって、風邪をはじめ感染症の予防、症状の軽減などに用いられます。そのほか抗ウィルス作用や抗真菌作用も期待出来るといわれます。 インフルエンザ や、 水虫 にオススメです。免疫力を向上させるため身体を強くしてくれます。スキンケアにはにきびに有効です。 ◆ガイドからひとこと提案 ルームコロン を作ってリビングルームなどに置いておきましょう。いつでもお部屋を目には見えない雑菌から守ってくれます!
    参考文献 『ティートゥリー油』ジュリア・ローレス著川口健夫、川口香世子訳(フレグランスジャーナル社) 『ヘルスケアのためのティートゥリー油』スーザン・ドルリー著高山林太郎(フレグランスジャーナル社)
    頭も体もスッキリ!「ペパーミント」
    ペパーミント
    半日陰でもよく育つハーブ。神話では妖精がミントに変えられたとされます。 (Mentha piperita) シソ科の草本 葉を水蒸気蒸留して採油 ◆ペパーミントについて 古くは宗教儀式で礼拝堂の床にペパーミントを撒き、室内に芳香を満たしたり、古代ローマ時代にはワインに入れて活用された歴史をもちます。現在でもお茶やお菓子の材料にもよく使われ生活の中で馴染みがあるハーブ。ミントにはたくさんの種類があり、園芸分野でも多く栽培されています。葉を軽くこするだけでさわやかな香りが広がります。 ◆ペパーミントのアロマ効果 メントールという成分が含まれているため、しみとおるようなすっきりとした香りが特徴的。風邪や花粉症の諸症状に活用されるのは、鼻づまりや咳への効果が期待できるから。また食べすぎや 飲みすぎ といったときにもオススメで、胃の不快感や重たさをとりさり、すっきりとさせます。ペパーミントの香りは脳を刺激するため、 時差ぼけ などにも効果が望めます。また頭痛やめまいといった頭部のトラブルに使うことがあります。エッセンシャルオイルではペパーミントのほかに、スペアミントなどもありますが、もっとも一般的なのがペパーミントオイルといえます。 ◆注意 安全に 使っていれば特には問題なし。ただ、刺激的な香りをもつため妊娠中などには...

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