資料室 ~エッセンシャルオイルを保管する~

閲覧数2,327
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 全体公開

    資料の原本内容

    資料室 ~エッセンシャルオイルを保管する~
    エッセンシャルオイルは繊細なものです。取り扱いに注意しないと気がつかないうちに変質し、使用する際に 不快なことを招きかねません。オイル類を買ったら、以下の事に注意して保管して下さい。
    直射日光を避ける
    光にさらされることにより、オイルの酸化がすすみます。茶色、青などの遮光瓶に入っていてもさらに日光のあたらない場所に保管してください。市販されているエッセンシャルオイルが茶色やブルーのボトルに入っているのは、見た目がいいから、という訳じゃないのです。 ビンに入れているからと言って、部屋に放置しておくのも考えもの。「光」に当たらないようにすれば、オイルの寿命はさらに延びます。エッセンシャルオイルの専用の木箱は見た目もいいながら仕切があるので良いのですが、何か他の箱(クッキーでも何でも)を代用しても構わないので、透明や半透明ではない箱に入れておく事が大事です。 エッセンシャルオイルだけでなく、キャリアオイルや芳香蒸留水も、色のついたガラスボトルに入れて保管する事をおすすめします。
    環境を一定にする
    急激な温度変化もエッセンシャルオイルにはよくありません。1年/1日をとおして温度・湿度が一定の場所に保管してください。 イギリスですと、がんがんにヒーティングを入れてない限り「室温」でも大丈夫ですが、それでも足の早いもの(カンキツ系のエッセンシャルオイルや、キャリアオイルでも侵出油のカレンデユラオイルなど)は、傷みやすいです。あまり冷え過ぎない冷蔵庫(私は別にオイル用を買っています)や保冷箱に入れるなどした方が、安全です。 日本だと、あの夏の暑さは、オイル達には厳しいと思いました。でも、普通の冷蔵庫に食品などと一緒にいれておくのは、私はやはり「冷え過ぎ」じゃないかな…と思うと同時に、食品と一緒、というのが気になります。まだクーラーボックスみたいな「保温」するものに入れて、夏は熱くなりすぎないようにする方がいいのかもしれません。温度調整のついた小型冷蔵庫が、本当はいいですね…
    蓋の開け閉めは極力少なくする
    空気に触れる回数が多いほど、当然酸化はすすみます。 つまり、なるべくエッセンシャルオイルが空気に触れないようにする事が大事です。必要最低限の回数だけ、蓋をあけるようにしましょう。ちょっと香りを嗅いでみたくて、ボトルを開けては嗅いだり、としていると、悪くなっていくのも早くなります。勿体ないと思わずに、コットンなどに1、2滴たらして、ボトルの方はサッサとしまってしまいましょう。 大きいサイズで購入するとお得、という事でエッセンシャルオイルやキャリアオイルを大きめのサイズで買われる方も多いと思いますが、個人で使っているのなら、そんなにすぐに無くなるわけじゃない、というのがわかると思います。エッセンシャルオイルは、個人ユースなら2.5mlから5mlで十分だと思います。キャリアオイルも、大きめを買ったら、自分の使用量にあわせて、100ml、50mlなどのボトルに、まず小分けしてから保存しておくと、使う度にオイル全体が空気にさらされる事がなく、持ちが長くなります。 ビンを横にたおしての保管も、空気に触れる面積が増えるので、よくありません。専用のボックスですと仕切がついているので倒れる事はありませんが、もし普通の箱に入れて保存しているのであれば、ボトルが倒れないように、何か詰め物をしておきましょう。
    購入/製造日を確認
    レジンより抽出したオイルには月日がたつほどに熟成されるものもありますが、ほとんどのエッセンシャルオイルはどんなに正しく保管していても次第に酸化していきます。 オイルのメーカーによっては、「使用期限」を記載している所もあります。それは、一応、目安。時々チェックして、古いもの/香りが変化したものは使用しないで下さい。オイルを買ったのがいつだったか、と記録しておくのもいいです(忘れがちです、これ)。一般的に、カンキツ系は半年、他のものは1年から数年、とされています。が、自分の鼻で判断するのが一番。本当は、もっと持つものなのですよね。でも、大丈夫、とは言い切れないので、使う前に香りをチェックするのは大切です。もうそろそろ使えないかも…と思ったら、勿体無いと思わずに掃除にドンドン使いましょう。
    資料提供先→  http://aroma-ai.co.uk/reference/howtokeep.shtml

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。