国語科学習指導案
・授業者
・指導者 (略)
1、日時 (平成 年 月 日)
2、場所 (略)
3、対象 (中学1年生)
教材 桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」
(『中学1年生国語』光村図書 ― 平成17年文部省検定済み)
5、教材研究
作品観・教材観
「もの」は1つの見方だけでなく、視点を変えることでいろいろな見方が出来る。自分では「これだ!」と思っていても、他の人から指摘されることで違う形や考えかたが見えてくるというのは日常生活でも経験することが多くある。
この教材では3つの図を例に挙げることで、上記の説明をよりわかりやすく説得している。また、図だけではなく、公園の橋や町のビルの様子など、日頃でも目にするような例を取り上げての説明もしている。授業を行う際には、このほかにも私自身が学校の近くで見つけた例をあげ、よりこういった体験を身近に感じてもらうことが出来たら良いと考えている。いろいろなパターンの絵や写真を取り上げることで、見方を変えることで新たな発見が生まれる場合があることを学んでもらいたい。
構成
この作品は3つの図を例として取り上げ、その説明を中心に10段落で成り立っている。これは、文のはじめの一字を下げることで示される。以下、教材中に取り上げられている図を中心に、段落ごとに構成をとらえることとする。
<第1段落>初め~P36・L2 物の見方
・絵などの物の見方を変えると違ったものが見えてくるという経験の投げかけ。
<第2段落>P36・L3~P36・L11 「ルビンのつぼ(図1)①」
・優勝カップのような形と、向き合っている2人の顔の二種類の見方ができる。
<第3段落>P36・L12~P37・L2 「ルビンのつぼ(図1)②」
・どちらか1つを見ようとすると、もう1つの絵が目から消えさる。
<第4段落>P37・L3~P37・L9 「公園の橋」
・橋を例にとって、日常生活で経験する例を説明。
<第5段落>P37・L10~P37・L12 「見る」ということ
・人間は一瞬のうちに見方を変えることができる。
<第6段落>P37・L13~P38・L1 「図2①」
・若い女性とおばあさん
<第7段落>P38・L2~P38・L5 「図2②」
・別の見方をする時は、今見えているものを意識的に捨て去らなければならない。
<第8段落>P38・L6~P38・L10 「図3」
・女性とどくろ
<第9段落>P38・L11~P38・L16 「景色の例」
・見る近さによって物の見方が違う。
<第10段落>P38・L17~P39・L6 「まとめ」
・物を見るときは「ちょっと立ち止まって」みよう。
・見方を変えることでその物の他の面に気づき、新しい発見ができる。
6、教材のねらい・目標
自分で「A」だと思っていたものが、人から「Bともいえる。」と指摘され、新たな発見に気づくことがある。これは、何気ない風景や絵から感じ取られることが多い。
この作品を通して、生徒たちには自分の体験をふまえて、物の見方を変える手段があるということを身につけてもらいたい。そうすることで、今後の生活においても自分の視野を広く持つことができるだろう。
教材の目標として、以下の3つをあげる。
物の見方は必ずしも一つではないことを知る。
「見方を変える」という発想を身につける。
文章中に何が書かれているかを読み取ると同時に、筆者は読者に対して何を伝えたかったのかを感じ取る。
7、指導計画(全3時間)
第1時 全文通読。新出漢字チェック。感想。(本時)
教
国語科学習指導案
・授業者
・指導者 (略)
1、日時 (平成 年 月 日)
2、場所 (略)
3、対象 (中学1年生)
教材 桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」
(『中学1年生国語』光村図書 ― 平成17年文部省検定済み)
5、教材研究
作品観・教材観
「もの」は1つの見方だけでなく、視点を変えることでいろいろな見方が出来る。自分では「これだ!」と思っていても、他の人から指摘されることで違う形や考えかたが見えてくるというのは日常生活でも経験することが多くある。
この教材では3つの図を例に挙げることで、上記の説明をよりわかりやすく説得している。また、図だけではなく、公園の橋や町のビルの様子など、日頃でも目にするような例を取り上げての説明もしている。授業を行う際には、このほかにも私自身が学校の近くで見つけた例をあげ、よりこういった体験を身近に感じてもらうことが出来たら良いと考えている。いろいろなパターンの絵や写真を取り上げることで、見方を変えることで新たな発見が生まれる場合があることを学んでもらいたい。
構成
この作品は3つの図を例として取り上げ、その説明を中心に10段落で成り立っ...